鉛筆、シャープペンシルを使用しイラストを描く方法をご紹介します。
これらは身近なアナログ画材ですが、消しゴムで消せるのである程度はやり直しがきくという部分がメリットです。今回描いたものはこちらです。

用意するもの
用意するものはこちらです。
・鉛筆、私はステッドラーと三菱uniの6H~6B、Fを使用しています。
・さっ筆
・消しゴム
・練りゴム
・カッター
・フキサチーフ(下の画像には写っていませんが準備してください)
・画用紙、またはスケッチブック。今回はマルマンの図案スケッチA4サイズを使用します。
・製図用シャープペンシル。太さは0.5mm、私は濃さはHB、2B、4Bを使用していますが
こちらは手に入らなければ無くても大丈夫です。(細かい部分を描くのに便利です。)

テーマを決めよう
まず描くイラストのテーマを決めます。
今回は「バラの花と少年」としました。テーマは自分の描きたいものでも良いですし、まだ挑戦したことのないモチーフを選んでみても良いと思います。
テーマを決めたらラフを描きます。ラフは紙に描いても、またはデジタルでもどちらでも良いと思います。
このラフはCLIP STUDIO PAINT PRO(iPad版)で描きました。

ラフを描いた後に資料集めをします。「手のポーズが分からないな…」「背景、ぼんやりとイメージがあるけど描けない」「人物が着ている衣装」など資料が必要なものは全て集めます。私はポーズや手はスマートフォンで自撮りしたり、鏡を見て描いています。衣装は自分で用意できるものは身につけて(今回ですとマフラー)やはり自撮りします。衣装デザインは、全ての衣装を用意することは難しいので洋裁の本を買って洋服がどういった構造、パーツから成り立っているのか見てみるのもオススメです!
背景や小物はインターネットで検索をしてそれを参考にすることが多いですが、その時に「検索して出てきた画像を全くそのまま描かない」ということはとても重要です。
資料が揃ったら、下書きをしていきます。
下書きしよう

下書きをします。ラフには描いていませんでしたが、人物に手のポーズを追加してみました。
この画像は下書き線が見やすいように画像編集ソフトで明るさを調整しているため濃く描かれているように見えますが、下書きはあまり強く描いてしまうと、修正したい時にあとが残ってしまうのでなるべく薄く描いていきます。
下書きができました。
次回の記事では、本書きの工程をご紹介します!
鉛筆でイラストを描いてみよう!2に続きます>>
